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喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

撮影:山口敦

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

photo by マスデン美弥

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

photo by 齋藤真妃

喜多直毅 Naoki Kita

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Photo by Mizuho Fukahori

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

Photo by Seiji Hayakawa

喜多直毅 Naoki Kita

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Photo by Nah Seung-yull

喜多直毅 Naoki Kita

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喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

撮影:山田真介

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

撮影:山田真介

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

撮影:荒谷良一

喜多直毅 Naoki Kita

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撮影:山田真介

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

撮影:山口敦

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

撮影:山田真介

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

撮影:山口敦

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

撮影:荒谷良一

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

撮影:山田真介

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撮影:山田真介

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喜多直毅 Naoki Kita

撮影:山田真介

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

撮影:荒谷良一

喜多直毅 Naoki Kita

喜多直毅 Naoki Kita

撮影:山口敦

喜多直毅(Naoki Kita)

 

 

1972年、岩手県盛岡市出身。

8歳よりヴァイオリンを浅田秀子、中村泉に師事。

その後、国立音楽大学にて諏訪晶子(同学教授)に師事。

 

<英国・アルゼンチン留学>

1994年、国立音楽大学卒業後に渡英。

1995年、The Liverpool Institute for Performing Artsに於いて作編曲をIan Gardinerに、ジャズ理論をArthur Bernsteinに師事。またダンスや演劇等とのコラボレーション等を学ぶ。卒業作品として作曲した“The Sun Spot”はロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーからなる“Ensemble 10:10”により演奏された。

1997年、アルゼンチンにてAstor Piazzolla五重奏団のヴァイオリニスト・Fernado Suarez Pazに師事する。

 

<タンゴ演奏家として>

帰国後は自身のグループ“Tangophobics”を結成。ライヴ活動の他、アルバム“Tangophobia”(2002年)や“Concert in Morioka”を制作・発表。またソロ名義では“HyperTango”(2002年)、“HyperTango2”(2004年)をリリース。

グループのリーダーやソリストとして演奏活動を行う他、京谷弘司(bandoneon)小松亮太(bandoneon)のコンサートやレコーディングに参加。小松亮太楽団の南米ツアー(2005年2月~3月)ではペルー、パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルでのコンサートに於いてセカンド・ヴァイオリンを務める。

 

<演奏分野の拡大>

タンゴ奏者としての活動の一方、特定のジャンルにカテゴライズされない音楽活動を開始。これには黒田京子(pf)太田恵資(vln)鬼怒無月(gt)との出会いが大きく関わっている。アルバム“Viohazard”(2006年)はこうした活動の一つの発展形として作られた。自身のインストゥルメンタル曲の他、作詞作曲を手がけた“千年前の村”、“旅する者が出会うのは”(歌:さがゆき)等を収録。参加ミュージシャンは黒田京子(pf)、林正樹(pf)、宮野弘紀(gt)、伊藤芳輝(gt)、鬼怒無月(gt)、常味裕司(oud)、佐藤芳明(acc)、Christopher Hardy(per)、海沼正利(per)、前述のさがゆき(vo)など、現在も第一線で活躍中の豪華な顔ぶれであった。

 

<Salle Gaveau>

2003年より、タンゴをベースとしたフュージョンバンド“Salle Gaveau”(リーダー:鬼怒無月)に参加。鬼怒の他、佐藤芳明(acc)林正樹(pf)鳥越啓介(bs)によって編成されたこのグループは、今までのタンゴには無いアドリブや即興パート、複雑な拍子やコンストラクションを組み込み、独特の世界を創り出した。

東京でのライヴ活動の他、”Rock in Opposition”(2007年4月/フランス)、“Istituto Giapponese di Cultura in Roma”(イタリア)”MOZAIC FESTIVAL”(2008年3月/シンガポール)でのコンサート、二度のヨーロッパツアー(2008年と2009年)、“Maison de la culture du Japon à Paris <Jazz in Japan>”(2008年9月/フランス)、また複数回の国内ツアーを行った。

アルバムを三作品発表。

Salle Gaveauは特に“プログレッシヴ・ロック”と呼ばれる音楽のファンから支持を集め、国内はもとより、海外でも好評を博した。

​この頃(2007年)、小松亮太のコンサートツアー『Tango, anti Tango』にLeoonardo Bravo(gt)、西島徹(cb)と共に参加し、日本全国各地で演奏を行った。

 

<アラブ音楽>

ジャンルの越境性は更に高まり、アラブ音楽にも関心を抱く。

2008年より、常味裕司(oud)をリーダーとするアラブ楽団“ファルハ”に参加。主にアラブ古典音楽をレパートリーに持つこの楽団は、日本で初めてのオーソドックスなアラブ音楽演奏集団である。その繊細かつエレガントなサウンドは多くの人々を魅了した。

この時期と前後して、多くのベリーダンスショーで伴奏を務めた。

 

<黒田京子(pf)と共に>

黒田京子(pf)とはデュオの演奏を重ね、2008年にアルバム『空に吸はれし心』を制作。お互いのオリジナル作品やスタンダード、映画音楽、日本の愛唱歌等を収録したこのアルバムは、タイトルの通り喜多の敬愛する石川啄木(喜多と同郷である)の世界観を軸としている。

このデュオでの活動はシリーズ公演“軋む音”へと繋がって行く(初回は2010年4月『二本のリボン』)。このシリーズでは公演ごとにテーマを決め、そこから想起される言葉や音楽をもとに作品が構成された。取り上げたテーマは“永山則夫”、“アウシュビッツ”、“石田徹也”等。演奏の他、本人たちによる朗読や歌も挟まれた。

 

<フリージャズ、緑化計画、黒田京子トリオ>

フリージャズのフィールドで長年に渡って活動を続けて来た翠川敬基(vc)をリーダーとするグループ“緑化計画“に参加。メンバーは翠川の他,早川岳晴(bs)、石塚俊明(dr)、片山広明(sax)。翠川のコンパクトでありながら叙情的かつメタファーに富んだ楽曲と、自由な即興部分で成される音楽は、その後の演奏や作曲への大きな指針となった。

ライヴ録音されたCD“bisque”(2010年)はコアなジャズファンの間で話題となったが、日頃フリージャズに接する事の無い層(クラシック音楽愛好家、等)からも関心を集めた。

緑化計画の他にも翠川とは頻繁に演奏を重ね、黒田京子(pf)リーダーのトリオへの参加へと結びついた(初代ヴァイオリン奏者は太田恵資)。

このグループでは黒田や翠川の作品の他、故・富樫雅彦(ds・perc)の楽曲を演奏した。

 

<ソングライティング>

松本泰子(vo)がリーダーを務めるグループ“ウタウタ”に参加。

松本が手がけた作品の他、メンバーの和田啓(perc)長谷川友二(gt)のオリジナルソングを演奏するこのグループに喜多も幾つかの作品を提供。

ウタウタの松本泰子以外にも喜多の作品はシンガーソングライターの小室等、カルメン・マキ、さがゆき等によって歌われている。

また上條恒彦のアルバム『生きているということは』には、喜多作詞作曲による『この空の下』が収録されている。

 

<齋藤徹(cb)との出会い、即興演奏>

黒田京子の紹介により2009年から始まった齋藤徹(cb)との共演、彼のプロジェクトへの参加は喜多にとって大きな転機となった。

ヨーロッパで活躍する即興演奏家や舞踏家との共演や、美術・文学・映画等、多方面に関わる齋藤の仕事を通して、喜多の音楽に対する考え方は大きく変化したと言える。活動内容も即興演奏に比重を置いたものとなり、Barre Phillips(cb)、Michel Doneda(sax)、Le Quan Ninh(perc)、Jean Laurent Sasportes(dance)、小林裕児(画家・ライヴペインティング)等とのセッションでは大いに刺激を受けた。

2011年、初の単独ヨーロッパツアーを行う。

齋藤の紹介によって訪ねたフランス人ピアニスト・Frédéric BlondyとパリのÉglise Saint-Merry(サンメリ教会)にて即興演奏の録音を行い、アルバム“spirals are dancing alone”として発表した。

またヴッパタール市(ドイツ)の即興演奏スタジオ“ORT”にてソロ・ライヴを行った。
在独のピアノ奏者・千野秀一の紹介により、ベルリンでTristan Honsinger(vc)と、ロンドンでRoger Turner(per)と共演した。

2012年3月、同市に於いて、齋藤、Jean Laurent Sasportes、ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踏団メンバー等と共に、宮沢賢治の世界と震災の東北を描いた“Looking for Kenji”に出演、ヴァイオリン演奏と岩手弁による朗読を行う。

 

<喜多直毅クアルテット>

2011年、自身がリーダーを務める“喜多直毅Quartette”の活動を開始する。

メンバーは北村聡(bandoneon)、三枝伸太郎(pf)、田辺和弘(cb)の現在の日本のタンゴシーンを牽引する三人だが、このグループではタンゴのスタンダード曲やピアソラ作品は演奏せず、喜多のオリジナル作品のみが演奏される。クラシック音楽、タンゴ、そして翠川敬基・齋藤徹・黒田京子との共演を通して学んだものの全てを注ぎ込んだ集大成とも呼ぶべき音楽である。一つのコンサートを60分の音楽劇とし、個々の楽曲の連なりによってストーリーを展開して行くスタイルを取る。

2014年ファーストアルバム『Winter in a Visiion ~幻の冬~』、2017年にはセカンドアルバム『Winter in a Vision 2』のリリースと共に初の地方公演を行った。

 

〈近年の主な活動:2012年~2014年〉

2012年1月、「新しい音楽のカタチ 軌跡と未来 2Daysコンサート」(主催:日本現代語音楽協会)にて作曲家:蒲池愛によるライヴエレクトロニクス作品『Paradox for Violin Solo and Electronics Live』の初演を務める。その後、International Computer Music Conferenceにてスロヴェニア(2012年)、韓国(2013年)で再演。

2014年1月、齋藤徹(cb)、さとうじゅんこ(うた)、喜多による“うたをさがしてトリオ”。詩人・書家の乾千恵のテキストやテオ・アンゲロプロス映画監督の台詞にメロディを付けたうたを演奏。このトリオに松本泰子(うた)、Olivier Manoury(bandoneon)、Jean Sasportes(dance)が加わり、オペリータ『うたをさがして』ツアーが行われ、CD・DVD・ブックレットも制作された。

2014年8月、齋藤徹が音楽監督を務める『ユーラシアンエコーズ2』に参加。日韓、そしてヨーロッパの演奏家とダンサーによるパフォーマンスである。出演者:ウォン・イル(ピリ)、カン・ウニル(ヘーグム)、ホ・ユンジョン(コムンゴ)、沢井一恵(17弦箏)、螺鈿隊(箏4重奏、市川慎、梶ヶ野亜生、小林真由子、山野安珠美)、姜泰煥(サックス)、齋藤徹(コントラバス)、喜多直毅(ヴァイオリン)、南貞鎬(ダンス)、Jean Sasportes(ダンス)。特にヴァイオリンと同じ擦弦楽器・ヘーグムの奏者であるカン・ウニルとの共演は、楽器とその背景にある文化や自身のアイデンティティに対する視点を更新する良い機会となった。

2014年11月、黒田京子とのデュオでセカンドアルバムとなる“愛の賛歌 ~Hymne à l’amour~”をリリース。映画音楽、昭和歌謡、シャンソンを収録。

 

〈2015年〉

齋藤徹と共に即興演奏コンサートシリーズ『挟み撃ち!』を開催。毎回ゲストを一人迎え、トリオによる即興演奏を行った。ゲストはRoger Turner(dr)、久田舜一郎(小鼓・声)、沢井一恵(五弦琴)、今井和雄(gt)、Xavier Charles(cl)、中谷達也(per)等、ジャンルや国籍を超えた演奏家である。このシリーズは翌年2016年3月に『Six Trios Improvisations with Tetsu & Naoki』としてCD化・リリースされた。

3月・5月・9月、齋藤徹・森田志保(フラメンコ舞踏家)の公演に参加(東京、京都)。フラメンコダンス、即興舞踏、アルゼンチン・タンゴ、韓国のリズム等、様々な要素を取り入れたパフォーマンスを行う。

 

〈2016年〉

1月、ソウルで行われた2nd Bukchon Improvise Music Festivalに齋藤徹と共に参加。韓国伝統音楽奏者のウォン・イル(ピリ)、カン・ウニル(ヘーグム)、ホ・ユンジョン(コムンゴ)等と即興演奏を行う。

4月~5月齋藤徹と共に渡欧。ヴッパタール(ドイツ)にて自閉症をテーマにしたダンス作品『Mein Schloss ~私の城~』(振付:Jean Sasportes、音楽:齋藤徹)に参加。またデュッセルドルフでは在独の日本人振付家・皆藤千香子の作品『Tokyo Azamino』(振付:皆藤千香子)に出演。その他、ドイツ・スイスの各地で即興演奏を行う。ケルンとハノーファーでSebastian Gramss(cb)等と、スイス・ルツェルンにてUrs Leimgruber(sax)、Jacques Demierre(pf)と共演。バーゼル、バーデン、チューリッヒではChristoph Gallio(sax)と共演。ヴッパタール、ボーフム、ドルトムントで矢萩竜太郎(dance)と共演。

9月、白鷹禄水苑・宮水ホール(西宮市)において久田舜一郎(大倉流小鼓方)プロデュースによる能公演『能楽小鼓とヴァイオリンで紡ぐ葵上』に出演。謡は観世流シテ方・寺澤幸祐。

10月~11月、単独ヨーロッパツアー。パレルモにて2016年10月~11月、単独ヨーロッパツアー。イタリア・パレルモにてLelio Giannetto(cb)と即興演奏によるデュエットと独奏を行う。ベルリンではGerhard Uebele (Violin)、Ernesto Rodrigues (Viola) 、千野秀一(pf)、Tobias Delius(sax, cl)等と共演。またデュッセルドルフにてダンス作品『Die Insel~島~』に出演。

 

〈2017年〉

4月~5月、ヴッパタール(ドイツ)にて自閉症をテーマにしたダンス作品『Mein Schloss ~私の城~』(振付:Jean Sasportes、音楽:齋藤徹)の再演に参加。ベルリンにてさがゆき(vo)、千野秀一(pf)、Tobias Delius(sax, cl)等と即興演奏の公演を行う。デュッセルドルフにて皆藤千香子の振付作品『 "Gebrauchsanweisung zum Verschwinden" ―「私」が消える時』に参加。

6月、田中信正(pf)と共に録音した『Contigo en La Distancia ~遠く離れていても~』がリリースされる。アントニオ・カルロス・ジョビンやピアソラ作品他、南米音楽やファドを収録。サウンドエンジニアの沢口真生録音・ミックスによる本作品は第24回プロ音楽録音賞・最優秀賞を受賞した。

8月、軽井沢朗読館にて高樹のぶ子作品書き下ろし朗読演奏会『蜜蜂とバッタ』(朗読:青木裕子)にヴァイオリン演奏で参加。以降、宮沢賢治作品(朗読:森都のり)永井荷風『濹東綺譚』(朗読:長浜奈津子)など、朗読とのコラボレーションに多数参加。

12月、皆藤千香子の振付作品『 "Gebrauchsanweisung zum Verschwinden" ―「私」が消える時』日本初演に参加。

 

〈2018年〉

1月22日、久田舜一郎(大倉流小鼓方)、大島輝久(喜多流シテ方・謡)、角正之(ダンス)と共に能楽『葵上』の上演とダンス・小鼓・ヴァイオリンによる即興パフォーマンスを行う(予定)。

 

現在、日本において最もユニーク、かつ先鋭的な活動を行うヴァイオリン奏者の一人である。

 

2018年1月8日現在(以上、敬称略)

喜多直毅 Naoki Kita