出演:喜多直毅(ヴァイオリン)
田中信正(ピアノ)
西嶋徹(コントラバス)
内容:内容:和洋の情念音楽
『赤い橋(浅川マキ)』『五木の子守唄(熊本県伝承曲)』『泣き女(メキシコ伝承曲)』『“ひまわり”のテーマ(マンシーニ)』等
日時:12月6日(日)16:40開場/17:00開演
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-2-8
090-7739-0777
料金:¥4,000(ご予約のみ/10名様限定)
ドリンク持ち込み可。店内でのお飲み物の販売はコロナウイルス感染拡大防止のために控えさせて頂きます。
予約・問合せ:エル・チョクロ
090-7739-0777(伊藤)/ info@el-choclo.com
《生配信》
YouTubeでご覧いただけます。
アーカイブは生配信から三日間お楽しみいただけます。
《ご支援のお願い》
COVID感染拡大防止のため、客席数を減らして公演を行なっています。
しかし状況は演奏家や会場にとってますます厳しいものとなってまいりました。
音楽活動や会場運営の継続のため、音楽文化の担い手としての皆様からのご支援をお願い致します。
下記リンク先にてお求め頂いたチケット料金(2,000円 or 3,000円)が支援金となります。
皆様のご理解とご協力に心から感謝申し上げます。
12月11日(金)・桜木町/関内/馬車道 ウタウタ
出演:ウタウタ
松本泰子(vocal)
喜多直毅(violin)
長谷川友二(guitar)
和田啓(percussion)
内容:メンバーそれぞれのオリジナルソング
日時:2020年12月11日(金)18:30開場 19:00開演
会場:横濱エアジン(関内・馬車道)
神奈川県横浜市中区住吉町5-60
045-641-9191
料金:予約¥2,800 / 当日¥3,000
ご予約:045-641-9191
12月18日(金)・成城 喜多直毅クアルテット『異土』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~
肯定の音楽、そこへ至るまでの危機感 (クライシス=境界)の数々が回想され、収斂されてゆく整合性。喜多クァルテットのステージは毎回、まさにドラマである。
文章:伏谷佳代
喜多直毅クアルテットは楽器編成からすればティピカルなタンゴクアルテートであり、激しいエモーションや情念と言ったタンゴの持つ音楽的性格を確かに宿している。四重奏団の構成メンバーの出自がタンゴであるだけに、これは至極当然である。
しかし十年間に亘る音楽作りの中で最も大切にして来たのは、作品と演奏の中に作曲者である喜多の出身地・岩手の冬の凍れる風が唸っているかどうかである。その唸りから孤絶した人間の存在がイメージされるか、そして演奏空間に“厳冬”が訪れ、寒さの中、力強く駆ける駿馬や満天の星座が想起されるかどうかである。
そして音楽が“異土”を内包しているか…。
スタンダードとされる中央文化から遠く離れれば離れるほど、そこには独特な文化が育つ。例えるなら月の裏側のようなものであり、“生“に対する“死”の領域とも言える。そこには闇や沈黙のような一般的な死のイメージだけではなく、焚き火を中心に繰り広げられる奇祭が存在し、熱狂する鬼たちの舞がある。このような生々しいエネルギーもまた死の一つの側面である。
東北を思い描く時、冬に閉ざされた孤独や鬼たちの乱舞が浮かぶ。喜多直毅クアルテットの音楽はその象徴と言えるのだ。
(喜多直毅)
【喜多直毅クアルテット・プロフィール】
2011年、ヴァイオリニスト喜多直毅によって結成された四重奏団。演奏される楽曲は全て喜多のオリジナル作品であり、その出自とも言うべきアルゼンチンタンゴからフリージャズ、即興演奏、現代音楽まで、様々な要素を呑み込んで再構築された、比類なき音楽である。ロシア音楽を彷彿とさせる濃厚な旋律と共に、日本の伝統音楽に通ずる“間”の感覚を併せ持った彼らの音楽は、その深い精神性を高く評価されている。
4人のメンバーはそれぞれの楽器における国内屈指のタンゴ奏者と目されつつ、卓越した実力により、ジャンルを超えてシーンの最先端で活躍している。この4人においてこそ実現する超絶なる表現が、聴衆の気魂を揺さぶり“ドゥエンデ(Duende)”を呼び醒ます。
喜多直毅(作曲・ヴァイオリン) 1972年岩手県出身。国立音楽大学卒業後、英国にて作編曲を、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。現在は即興演奏やオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行っている。タンゴに即興演奏や現代音楽の要素を取り入れた“喜多直毅クアルテット”の音楽は、その独創性と精神性において高く評価されている。他に翠川敬基、黒田京子、齋藤徹等、国内を代表する即興演奏家との演奏と録音、また邦楽・韓国伝統音楽奏者・ダンサーとの共演も数多い。欧州での演奏も頻繁に行なっている。作家の高樹のぶ子の朗読舞台でも演奏と作曲を行なっている。ソングライターとしては上條恒彦に作品提供(敬称略)。
北村聡(バンドネオン) 関西大学在学中にバンドネオンに出合い小松亮太に師事、ブエノスアイレスではフリオ・パネのレッスンを受ける。世界各国のフェスティバルで演奏。これまでに鈴木大介、舘野泉、波多野睦美、夏木マリ、EGO-WRAPPIN'、川井郁子、中島ノブユキ、カルロス・アギーレ、東京交響楽団と共演。NHK「八重の桜」、映画「そこのみにて光輝く」をはじめ様々な録音に参加、繊細な表現には定評がある。ジャノタンゴ、三枝伸太郎Orquesta de la Esperanza、大柴拓カルテットなど数多くの楽団に参加、活動中。
三枝伸太郎(ピアノ) 1985年神奈川県出身。東京音楽大学大学院音楽科作曲専攻修了。アルゼンチンタンゴのピアニストとして 2008年よりバンドネオン奏者、小松亮太氏のコンサート・ツアー、レコーディングに参加。その後、タンゴのみならずジャズ、ポップス、ブラジル音楽など様々なジャンルで活躍。また、作曲家として、シンガーへの楽曲提供、映画音楽、舞台作品への作曲と演奏での参加など数多く手掛ける。近年は坂東玉三郎のコンサート音楽監督、劇作家・演出家点女優渡辺えりの舞台音楽、NHKBS8K「国宝へようこそ」音楽担当など。
田辺和弘(コントラバス) クラシック、アルゼンチンタンゴ、即興演奏などで活動するベーシスト。東京芸術大学在学中からタンゴと出会い、本国アルゼンチンの若手からタンゴ全盛時代のミュージシャンとも多く共演している。即興演奏の第一人者故齋藤徹氏と出会い大きな影響を受け、共演をきっかけに様々なジャンルでも即興的なアプローチを試みている。喜多直毅クアルテットや様々なタンゴバンドに継続的に参加しつつ、ジャンルに関係なくその音楽自体の持つエネルギーを表現するべく模索、活動している。
出演:喜多直毅クアルテット
喜多直毅(作曲とヴァイオリン)
北村聡(バンドネオン)
三枝伸太郎(ピアノ)
田辺和弘(コントラバス)
内容:喜多直毅オリジナル作品
日時:2020年12月18日(金)19:00開場 19:30開演
会場:アトリエ第Q藝術1Fホール(成城)
東京都世田谷区成城2-38-16
03-6874-7739
料金:予約¥4,000/当日¥4,500
ご予約/お問い合わせ
○メール:violin@nkita.net
※メールタイトルは「喜多直毅クアルテット12/18予約」、メール本文に《代表者氏名》《人数》《連絡先電話番号》を 必ずご記入の上、お申し込み下さい。
◉ ご予約に際しての注意事項
・ご予約の締め切りは公演前日12月17日深夜24:00までとさせて頂きます。
・10歳以下のお子様のご入場はお断りする場合がございます。
主催・企画制作:喜多直毅
制作アシスタント:山本悦子
フライヤーデザイン:山田真介
12月25日(金)・本八幡 照内央晴(ピアノ)喜多直毅(ヴァイオリン)
出演:喜多直毅(ヴァイオリン)
照内央晴(ピアノ)
内容:即興演奏
日時:2020年12月25日(金)19:00開場/19:30開演
会場:Cool Jojo(本八幡)
千葉県市川市八幡2-16-16
080-2624-0879
料金:¥2,500+1Drink
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